月別アーカイブ: 2014年9月

本番

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実際のピットです。今回は深めだったので、私の席からはお客様がほとんど見えなかったのですが、楽しんで頂いている気配を感じながら演奏させて頂きました。実はこの床の部分は、普段は歌手が歌っているのと同じ高さで、普通の舞台なのですが、オペラをやるときにはこの部分だけ高さを下げることが出来るのです。本来、コンサートマスターは表(右側)に座りますが、すぐ横が壁で音が客席に通りにくい為、今回はサイドの席の方と場所を交換しての本番になりました。同じ理由で時々、セカンドバイオリンとにファーストバイオリンの位置を交換する場合もあります。

休憩中はお客様が覗き込んでくださいます。ちょっとだけ動物園のくまさん?の気分笑

 

黒くて丸い

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今日は面白い楽器を紹介します。ちょっと見づらいかもしれませんが、黒くて丸いものがご覧になれますでしょうか??

木で出来ているのですが、これ、何だと思いますか?

正解は、カスタネットです。カルメンが、好きになったホセ一人だけの為に踊るシーンで使われます。カルメン自身がカスタネットを打ちながら踊る演出が有名ですが、今回はカルメンがお皿を割って、それを持って踊る演出だそうなので、オーケストラの打楽器奏者が担当します。

実際、いつも見ていて、カスタネットを打ちながら、しかも踊りながら歌うのって、大変なんじゃないかな。。。?と思っていたので、カルメン役の方にお話を伺ったところ、やはり相当難しいとおっしゃっていました。

カスタネットたたきながらくらい、歌えるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、実はこのカスタネットは、フラメンコで使う本格的なカスタネットで、いわゆる小学校などで使う赤と青のカスタネットではないので、打った後にゴムの力で戻ってきてくれないのです。単純に木の板が二枚ひもで縛ってあるだけのシンプルな作りになっています。

カルメン

来週の公演に向けて、オペラカルメンの練習がスタートしました。

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じゃじゃん。朝の練習場、一番乗りです。あ、なんだかいつもの並び方と違う?とお気づきの方!!すごいです。普段広響では、コントラバスはお客様から見て舞台の右側にいますが、今回は左側、それに、いつも三列くらいになって座っているはずの管楽器も、写真の奥の方にセッティングされています。むむむ・・何故?

実は、オペラの公演はオーケストラピットという所に入って演奏するため、普段と並び方がかわるのです。ピットの深さや、広さも会場に寄って違いますが、普段舞台の上で演奏するときよりは大分狭いスペースの中での演奏となることが殆どです。なので、練習のときからその状況を想定して練習をします。普段と違う方向から様々な楽器の音が聴こえてくるのに慣れなければなりません。

オペラの練習は長期です。一週間以上練習を重ねます。なので、本番が終わるととても寂しくなります。本番がくるのはうれしいけれど、もう終わってしまうと思うと寂しい、いつも複雑な心境です。

今回はまだ始まったばかり!大好きなオペラなので、次のリハーサルが楽しみです。

 

先日の

先日の広島での豪雨災害の際には、ご心配を頂きました方々にお礼を申し上げます、ありがとうございました。おかげさまで関係者はみな無事でした。

しかしながらまだ被害を受けられて大変な生活を送っていらっしゃる方々が沢山おられます。とても心が痛みます。今後オーケストラの活動を通じて、何かさせて頂けることはないか、考えて参りたいと思っております。