ユトリロ

imageひろしま美術館の特別展に出かけました。

ユトリロとヴァラドンというタイトル。

この美術館は以前カルテットを演奏させて頂き、その雰囲気の素敵さに、感激した場所です。常設の絵画には、わたしの好きなゴッホやシャガールもあります。

印象派の絵が好きなわたしですが、ユトリロのことはあまり知りませんでした。近代フランスの画家なのですね。
ヴァラドン、というのはお母さんの名前。ヴァラドンは自身も画家でその美貌ゆえ、いろんな男性にもてたそうです。画家のモデルを務めるだけでなく、音楽家のサティまでも、虜にしました。
しかしそのせいでユトリロは小さい頃からお母さんといる時間が短く、精神的に不安定に。若い頃からアルコールに異存し、その治療の一環で絵を書き出したのが、キャリアの始まりだそうです。
ユトリロの絵は、路地や建物などが主ですが、なんとも言えない、古めかしさというか、ぼやっとした感じというか(良い意味です)とても魅力的でした。線をくっきり書いたりはしないけど、少し離れるとそこにその風景が広がって見えるところは、少しゴッホに似ているように感じました。
その半生を知って絵を見ると、さらに引き込まれるところは、作曲家のことを知って曲を聴くのと、全く同じです。