プロフェッショナルとは

昨夜、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀という番組を見ました。
バイオリニスト五嶋みどりさんの特集。

我が家には、みどりさんがチャイコフスキーのvnコンチェルトを演奏しているドキュメンタリーの録画がありました。ベルリンフィルと、アバドさんの指揮で弾かれたもので、小学生の頃からテープが擦り切れる程見ていました。

あの華奢な身体から出てくる信じられない位の迫力、艶やかな音、一瞬も目が離せない神がかった技。これまでいろんな人のチャイコフスキーを聴きましたが、あんなに聴衆を釘付けにし、自分の世界に引きずり込む演奏には、滅多に出会えないような気がします。
小さい頃からずっとバイオリン漬けの生活で、世界のトップを走り続けてきたみどりさん。キャリアを重ねてどんなことをお話されるのか、とても興味がありました。

「人間は欲深い生き物。でも、それをできるだけ削ぎ落として、与えて貰った仕事に情熱を注ぐ、それがプロ」

バイオリンの天才少女と言われた時代、挫折、それを乗り越えて一人の女性として、人間としてどう生きるべきか考え抜いた末、見出された答えなのだと感じました。

欲を捨てて自分と向き合うことは本当に難しいことです。もしそれができたらどんなに素晴らしいか、考えながら布団に入りました。