スダーンさん

11407219_635411876595193_2336163347542225422_n定期の練習が始まりました。今回はシューマンの交響曲第2番を演奏します。

この曲の二楽章はファーストバイオリンがとても難しいことでも知られています。オーケストラの入団試験には必ずと言っていいほど出題されます。16分♫の連続で音程も難しくページは真っ黒。なのでこれを弾くバイオリニストは、よしっ!!きたかっ!!と構えてしまいがちです。しかし、今回の指揮者、スダーンさんは、「そこはね、指のエクササイズみたいに弾かずに!もっと音の形や和声の変化がわかるように弾くんだよ」と、教えてくださいました。なるほど確かに。よく聴くととてもメロディーが奇麗で、一つ一つのフレーズが言葉のように聴こえてきます。みんなで何度もゆっくり練習。そうすると、細かい音の動きや、難しいテンポの変化などが自然と見えてきます。実は速く弾く方が楽で、ニュアンスがお客様に伝わるように適したテンポで弾く方がよほど大切で難しいことなのかもしれません。

その後には心の内側に染み入るような三楽章が続きます。

涙がでそうになります。

スダーンさんは質問すると、写真のように優しく親切に教えてくださいました。温かく包容力のあるマエストロです。

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