アルゲリッチさん

8月5日平和の夕べコンサート、ならびに広響サントリーホール公演が無事に終わりました。

今回は、ヒンデミットの世界の調和という交響曲と、ベートーヴェンのピアノコンチェルトを演奏しました。ソリストは世界中で有名なマルタアルゲリッチさんです。

練習場で席についてアルゲリッチさんを待っていると、控え室の方から、thank you! thank you! という彼女の声が。とても穏やかな表情で登場されました。時差ぼけで大変なのと言いながら、すぐに全曲通しましたが、その音色のすばらしさに一同息を飲みました。羽を触るような軽い指のタッチを目の前で見ました。

指揮者の秋山マエストロと同い年の74歳だそうです。

初日の練習が終わって、「アルゲリッチさんがね、ピアノコンチェルトの出だしのオーケストラのパートがとても奇麗だったって言ってくれたんだよ、みんなありがとう」と嬉しそうにお話される秋山マエストロ。メンバーみんな嬉しくなりました。

東京公演では天皇皇后両陛下もいらっしゃいました。皇后様とアルゲリッチさんがお友達でご招待されたそうです。

なんだか信じられないようなことばかりの日々でしたが、とても良い経験になりました。本番の模様は今月30日NHKEテレで放送されます。ぜひご覧ください。

マルタ・アルゲリッチ&広島交響楽団 被爆70年・平和への祈り

放送日時:8月30日(日) Eテレ 午前0:00~午前1:40 ※29日(土)深夜

被爆70年となる2015年。世界でもっとも注目を集めるピアニストの一人、マルタ・アルゲリッチと、”Music for Peace”を掲げる広島交響楽団が共演する。
音楽を通じて犯罪や戦争を減らしたいという考えから、貧しい子どもたちと一緒に 演奏したり、東日本大震災のチャリティーコンサートを開くなど、独自の活動を展 開してきたアルゲリッチ。この夏、平和への願いを込めて、デビュー曲であるベー トーベンの「ピアノ協奏曲第1番」を広島交響楽団と演奏する。また、広島の原爆 詩とアウシュビッツの経験に基づく詩を、アルゲリッチの次女アニー・デュトワ、 作家の平野啓一郎が朗読。平和をテーマとするコンサートをじっくりお届けしたい。
<曲目>
ベートーベン作曲 「エグモント」序曲 作品84
ベートーベン作曲 ピアノ協奏曲第1番ハ長調 作品15
ヒンデミット作曲 交響曲「世界の調和」
<収録>
2015年8月11日 サントリーホール
<出演>
ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
管弦楽団:広島交響楽団 指揮:秋山和慶(広響音楽監督)
朗読:アンヌ・カトリーヌ・デュトワ、平野啓一郎